【住宅ローン金利速報】9月の住宅ローン金利発表 : 住宅ローンウォッチ

フラット35の2015年9月の金利が発表されました。

予想通り金利は低下し、前月比-0.04％です。

また、銀行10年固定ローンも軒並み低下し、過去最低水準の金利環境に戻りました。

【フラット35金利・2015年9月】

★返済期間：21年以上35年以下

　A.融資割合9割以下　1.540％～2.220％（最多金利1.540％）／前月比-0.04％

　B.融資割合9割超　1.670％～2.350％（最多金利1.670％）／前月比-0.04

★返済期間：20年以下

　C.融資割合9割以下　1.310％～1.990％（最多1.310％）／前月比-0.04％

　D.融資割合9割超　1.440％～2.120％（最多1.440％）／前月比-0.04％

【9月、大手銀行の10年固定ローンも金利低下】

国債利回りの低下を受け、大手銀行の10年固定ローンの金利も利下げが発表されました。

三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行の10年固定は、先月よりも0.1％低い1.2％に。

みずほ銀行も先月よりも0.05％低い1.2％、りそな銀行も同様に0.05％引き下げの1.15％です。

中でも三井住友信託銀行は0.05％引き下げ0.85％と超低金利。

業界全体として過去最低水準の住宅ローン金利となっています。

【今後しばらくはギリシャショック・チャイナショックが尾を引く流れか？】

一時、金利上昇機運がありましたが、第二次ギリシャショック・チャイナショックを受け、日本の国債・財政健全化（＝国債利

上げ）の流れを阻害された形です。

お金を借りる立場では低金利はとても有利な環境ではありますが、企業活動などの実体経済への影響が懸念され、企業財務や給

与水準マイナス傾向にも気をつけなければならない状況でもあります。