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フラット35の2016年1月の金利が発表されました。
前月と比べ若干の金利低下が見られます。

【フラット35金利・2016年1月】
★返済期間:21年以上35年以下
 A.融資割合9割以下 1.540%~2.090%(最多金利1.540%)/前月比-0.01%
 B.融資割合9割超 1.670%~2.220%(最多金利1.670%)/前月比-0.10%
★返済期間:20年以下
 C.融資割合9割以下 1.270%~1.890%(最多1.270%)/前月比-0.01%
 D.融資割合9割超 1.400%~2.120%(最多1.400%)/前月比-0.01%

【銀行各社も軒並み金利低下、過去最低水準に】
国債金利の低下を受け、銀行の変動金利住宅ローンも引き下げられ、過去最低水準となりました。
三井住友信託は変動金利を0.025%下げ0.6%と3カ月ぶりに過去最低の金利を更新。三菱東京UFJとみずほも2年5カ月ぶりに変動金利を引き下げ(0.15%下げ)0.625%です。

【来月は金利低下? 12月下旬より国債金利の低下傾向】
11/19の10年国債金利は0.295%、12/16は0.300%と、ほぼ同じ金利水準であったため、住宅ローンの金利が同水準で推移しました。
しかし、12月下旬より国債金利は低下傾向にあり、1/14には一時、過去最低となる0.190%まで低下。
中国景気の減速や原油価格底割れへの不安から投資マネーが安全資産とされる日本国債に世界の資金が流れたためだと思われます。
1月に入ってからも、株価の低下、円高傾向など金融情勢が大きく動いており、この傾向で行くと2月の住宅ローン金利は大きく低下すると思われます。